GA4×生成AI シリーズ_03
Google アナリティクス(GA4)のグラフ、もっと簡単に作れたら…
Googleアナリティクス(GA4)では「探索」や「Looker Studio」を使えば、さまざまなグラフがつくれます。しかし、正直、「目的のグラフにたどり着くまでが面倒」と思ったことはありませんか?
- 指標やディメンションの選択が多すぎて混乱する
- 欲しいグラフが、どの設定で出せるのかわからない
- 少し違う角度で見たいだけなのに、再設定が手間
‥など。
そこで今回は、「ChatGPT」(OpenAIの生成AI)にGA4の生データを読み込ませて、「グラフを対話しながら生成」する体験を試してみました。
使用環境と分析対象
- 使用AI:ChatGPT
- データ:Google BigQueryを経由して得られたGoogleアナリティクス(GA4)の生データ
- 使用ツール:デタクル(dataclu)
- 対象データ:直近30日間の自社WebサイトのGoogleアナリティクス(BigQuery連携済)のデータ
プロンプト → 回答 → グラフの流れ
プロンプト①:「日別の訪問ユーザー数を折れ線グラフで見せて」
ChatGPTの回答(抜粋):


プロンプト②:「ページカテゴリ別ごとの直帰率を棒グラフで見せて」
ChatGPTの回答(抜粋):



こちらが ページカテゴリ別の直帰率 を示した棒グラフです。
●「採用」「問い合わせ」「会社概要」などカテゴリごとに直帰率を計算し、%で可視化しています。
●値が高いカテゴリは、ユーザーがそのページだけ見て離脱する傾向が強いことを意味します。
プロンプト③:「参照元(リファラー)と平均訪問ページ数の関係性を散布図で見せて」
ChatGPTの回答(抜粋)



こちらが 参照元(リファラー)×平均訪問ページ数 の散布図です。
●各点は「Google」「Bing」「Yahoo」「Direct(直接流入)」「Other」などの流入元を示しています。
●縦軸は、その参照元から訪れたユーザーが 平均して何ページ閲覧したか を表しています。
生成AIによるグラフ作成の便利さ
ChatGPTでも、Geminiでも“会話するだけ”で必要な集計条件を組み立ててくれます。どんな形式で見れば良いかといった「視点」を提供してもらえたり、表・CSV・コード形式など柔軟に出力してもらえたりするのも魅力です。業務の“前準備”が驚くほどラクになりますね。実務でも充分使えます。
特に、
- 上司やクライアントへの報告資料を作るとき
- 会議中に数値をパッと見せたいとき
- デザイナーや開発と共通認識を作りたいとき
‥などに、「生成AIで下書きを作る」→「人間が整える」という流れは、非常に実用的です。チーム内の合意形成が早くなったり、数値を“語らせる”ことで、改善の方向性が明確になったりします。
まとめ:GA4グラフは、会話から作成できる
従来の「数字を拾ってExcelで加工して…」という作業から、「AIに聞いて、必要なグラフを出してもらう」時代になりました。「こういうのが見たい」と言葉で伝えるだけで、分析が“図解”で返ってくる感覚。これは一度体験する価値があります。















こちらが 日別の訪問ユニークユーザー数を示した折れ線グラフです 。期間(8月〜9月)ごとの増減が一目で分かります。