世界一やさしい問題解決の授業|ポイント

本書では、問題に直面したとき、どのように解決するか?が解説されています。問題解決の基本について、わかりやすくストーリー仕立てで書かれているので、学生さんにもおすすめです。今回は、特に重要なポイントをピックアップしてお伝えします。

ポイント1|問題を発見する

問題を解決するために最初にやることは、「問題を見つけること」です。そのためには、目標と現状のギャップを明確にする必要があります。たとえば、「テストで100点を取る」という目標があるのに、80点しか取れない。こういった理想と現実のギャップがあって初めて、問題が発見できるのです。

ポイント2|原因の仮説を立てる

問題解決の手法を考えるときには、仮説を立てることが重要です。問題を「テストで100点を取れない」としたとき、「そもそも100点を取れる実力がない」という仮説を立て、その原因を「授業内容を理解していない」とすれば、これまでに返却されたテストの点数を調べたり、学習ドリルを解いてみたりして、自分の理解度を調べるという方法を思いつきます。授業内容の理解度が低ければ、理解しているところまで立ち戻って勉強し直せばよいのです。

ここでおさえておきたいのは、「仮説→調査」という順番です。なにか情報が見つからないかな?と闇雲に調査をするのは、ご法度です。そういった調査には時間がかかるばかりか、使えないファクトを集めるのに奔走してしまうことにもつながります。調査はあくまでも仮説ありきで進めるべきであることを、常に意識しましょう。

ポイント3|原因をMECEに考える

MECE(ミッシーorミーシー)とは、「モレなく、ダブりなく」という意味で使われる、分類のフレームワークです。たとえば、「犬を飼っている人」と「猫を飼っている人」という分類はMECEとは言えません。どちらも飼っている人や、ペットを飼っていない人、ほかのをペットを飼っている人がいるからです。

MECEに考える際のポイントは、時系列やフローなど、ほかのフレームワークを利用することです。使えそうなフレームワークがない場合は、とりあえず「それ」と「それ以外」に分けて深堀りし、新たな発想が出てきたら追加していく…というやり方がよいでしょう。
※今回の場合は、たとえば「そもそも100点を取れる実力がない」と「本当は100点を取れる実力がある」に分けるところから始めるとよいですね。

MECEに考えるときに使えるツールに、「ロジックツリー」があります。(こちらで詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。)仮説をもとに原因の種類(ロジックツリーの縦幅)と深さ(ロジックツリーの横幅)を広げても、それらしい原因が見つけられない場合、仮説に立ち返ることが重要です。

先の例では、調査の結果「授業内容は理解できているようだ」という結論に至ったときです。「そもそも100点を取れる実力がない」という仮説が間違っているとすれば、「本当は100点を取れる実力がある」という仮説が正しいかもしれません。そこから、仮説を裏付ける調査や原因探しをすればよいのです。仮説とMECE(ロジックツリー)を繰り返すことで、より確からしい原因を見出すことができるでしょう。

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